経営者も、従業員も、100%納得できる人事制度のつくり方をお伝えします!

連載コラム 「人事制度は業績向上の仕組みだ!」600社を超える企業の人事制度づくりを支援してきた、株式会社ENTOENTO代表取締役 松本順市氏が、これまでの経験をもとに、業績向上に繋がる人事制度をつくるヒントをご紹介するコラムです。
松本順市氏:連載コラム「人事制度は賃金制度ではありません」

皆さんは、人事制度といったら何だと思いますか。90%以上の経営者の方は、賃金を決める仕組みだと考えています。

それは、従業員が10人以上の規模になったら、労働基準監督署へ提出する「就業規則」と大いに関係しています。

就業規則には必ず「賃金に関する事項」を記載しなければならないことになっています。そこで、書籍を読んだり専門家に相談したりしてその『賃金規定』なるものをつくります。このときに、人事制度には賃金制度だけではなく、

 ●成長支援制度(評価制度)
   ●ステップアップ制度(昇進昇格制度)
   ●教育制度

もあることを事前に知っていれば、大きな問題にならずに済むのですが……。

ところが、多くの場合はそれを知らないため、「人事制度=賃金制度」のような勘違いから、就業規則をつくった後は、賃金制度だけに関心が集中してしまいます。その結果、一生懸命に賃金制度の見直しに注力するようになってしまいます。

たとえば、「社員がやる気を出す賃金制度」のような思いで賃金制度を見直すのです。「社員がやる気を出す賃金制度」、そんなものは絶対ありえません。どんな賃金制度をつくっても、それを見た社員の顔がみるみる上気して「やる気が出ました」ということはないのです。

なぜそう言い切れるのか。

私が自信家だから?(※日本で唯一、コンサルティングに返金保証がついています)
  経験が豊富だから?(※人事制度を40年間研究しています)

そうではありません。社員の立場になって考えると、そう言わざるを得ないのです。