経営者も、従業員も、100%納得できる人事制度のつくり方をお伝えします!

連載コラム 「人事制度は業績向上の仕組みだ!」600社を超える企業の人事制度づくりを支援してきた、株式会社ENTOENTO代表取締役 松本順市氏が、これまでの経験をもとに、業績向上に繋がる人事制度をつくるヒントをご紹介するコラムです。
松本順市氏:連載コラム「○○出身のコンサルタント」

私が2005年に「人事制度は業績向上させる仕組み」だと言わなければならなくなった理由は、22年前に退職した勤務先での経験にまで遡ります。

実は私の前職は、町の魚屋です。
「いらっしゃいらっしゃい、今日はカツオが安いよ!」
ご想像通り、そんな町の魚屋に勤めていました。

当時は東京の多摩地区に3店舗ありましたが、3K(きつい・危険・きたない)+2K(休日が少ない・給料が低い)というような状態で、30万円かけた求人チラシで応募する人が1人いるかどうかという状況でした。昇給・賞与のたびに人が辞めるので定着率も低く、なんと70%。誇りを持って働いているような社員はあまりいませんでした。

縁あってその魚屋へ就職した私は、当時の経営者の「私は何かの縁があって入社した社員に、入って良かったと思ってもらえるような会社にしたいんだ」という言葉に共感し、に社員のためのあらゆる仕組みづくりと運用に取り組みました。
すべては入社した社員が自社を誇れ、働きやすくて働き甲斐のある会社にするためです。

気づいたら、いつの間にか社員が定着するようになりました。

そのうちに社員が成長するようになりました。

結果として業績が向上しました。

ついには30年連続の増収増益を果たし、店頭公開を経て東証二部に上場するまでになりました。

今までつくりあげてきた仕組みをよくよく確認してみると、社員が元気に成長する仕組みができていることに気づきました。

「これが人事制度だ!」

だから最初から私にとって、「人事制度は社員を成長させる仕組み」なのです。

今では町の魚屋で生まれた「社員を成長させる仕組み」のつくり方を学び、多くの企業が社員を成長させ、業績を向上させています。